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【2次試験当日編】留学未経験の社会人が英検1級に一発合格した方法

たくさんのペンや色鉛筆の画像

こんにちは!綾です。

この記事では私が仕事をしながら5か月間で英検1級に一発合格するまでにやったことをまとめています。

「仕事と両立しながら英検1級受験するのは無理…」と思っている方の参考になれば幸いです。

今回は2次試験(面接)当日編です。1次試験と2次試験の学習方法は以下の記事をご覧ください。

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この記事を書いている人

  • 綾(あや)
  • 日本生まれ日本育ち
  • 留学なしで英検1級&TOEIC930点
  • OLをやりながら翻訳家&オンライン英会話講師を務める
  • 英語は好きだけど話せないという人に向けて「話すための英語」をブログで発信中


綾の詳しいプロフィールは以下からご確認いただけます。


それでは早速見ていきましょう!

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英検1級の2次試験(面接)とは?


英検1級の2次試験では、社会性の高い幅広い話題について、自分の意見を論理的にプレゼンテーションし、さらに質疑応答できるレベルが求められます。

以下4項目を10段階で評価します(合計40点満点)。

7割程度取れば合格と言われています。

評価基準

・Short Speech(スピーチ)

・Interaction(受け答えをする能力)

・Grammar and Vocabulary(文法と単語)

・Pronunciation(発音)


2次試験は面接形式で行われます。

面接の流れ

  1. 入室
  2. 会話(自己紹介など)※採点対象外
  3. トピックが5つ書かれたトピックカードを受け取る
  4. 自分が話したいトピックを1つ選ぶ(制限時間:1分)
  5. 選んだトピックについてスピーチする(2分間)※多少オーバーしてもOK
  6. スピーチした内容について質疑応答(4分間)
  7. 退室



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英検1級の2次試験流れ①:入室


これはどの級の面接でも一緒ですね。

面接官がいる各部屋の前に3つぐらい椅子が置いてあり、そこで自分の順番を待ちます。

係の人に入室を指示されたら、ノックをして入ります。

「Hello, may I come in?」などと笑顔で挨拶してから入るといいでしょう。

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英検1級の2次試験流れ②:会話(自己紹介など)※採点対象外


入室して席に着いた後、まずは面接官との会話があります。

ちなみに面接官は日本人1人、ネイティブスピーカー1人の合計2名です。

面接官からの質問に答える感じで会話がされますが、大体は「簡単な自己紹介をしてください」と言われます。

30秒~1分程度の自己紹介を用意しておくのがおすすめです!

ちなみに、この会話部分は採点の範囲外ですが、印象を良くしておくに越したことはないので明るく笑顔で話しましょう。



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英検1級の2次試験流れ③:トピックが5つ書かれたトピックカードを受け取る


目の前のテーブルに裏返しにされたトピックカードがあります。

面接官の合図で表に返し、1分間で5つのトピックの中から1つ選ぶように指示があります。



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英検1級の2次試験流れ④:自分が話したいトピックを1つ選ぶ(制限時間:1分)


ここでは1分でトピックを選び、話したいことの大まかなストーリーを組み立てます。

1分は部屋の中にいるタイムキーパーさんが計ってくれますが、事前の練習の際に実際にタイマーで1分計測するようにしておいて、大体の感覚は把握しておきましょう。

緊張して頭が真っ白になりそうですが、とにかく落ち着くことが大切です。

ポイントは20秒でトピックを選んで、40秒でどんな流れで話すかを大まかに考えること

尚、トピックは必ず5つ全て確認する必要はありません。


もし途中で言えそうなものを見つけたらそれに決めて残り時間は話すことの組み立ての時間に充てましょう!

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英検1級の2次試験流れ⑤:選んだトピックについてスピーチする(制限時間:2分)※多少オーバーしてもOK


選んだトピックについて2分間でスピーチします。

2分間は部屋の中にいるタイムキーパーさんが計ってくれますが、事前の練習の際に実際にタイマーで2分計測するようにしておいて、大体の感覚は把握しておきましょう。

ポイントは沈黙を作らないこと!「Well, I mean, Let me see, you know, which means,」のようにつなぎ言葉を使って場をつなぎます。

私は「well」とか「I mean」をちょっとゆっくりめに言って、その間に次に話すことを必死にまとめていました。

つなぎ言葉を使うことは全く問題ありません!

むしろ黙ったまま時間が経過してしまうことはマイナスになりますので、沈黙を作らないことを大切にしましょう!

また、大事なのは「英語で自分の意見を伝えることができているか」ということなので、必ずしも自分の本当の意見を伝える必要はありません

例えば、「男女平等は実現可能か?」というトピックに対して、あなた自身の意見は実現可能であっても、実現不可能の方が英語で意見が言いやすそうなのであればそちらを選びましょう。

ちなみに、2分間は目安なので、少し早めに終わったりオーバーしてしまっても減点にはなりません。


タイムキーパーさんが2分経過した時点でお知らせしてくれますが、焦らずキリのいいところまで自分の意見を伝えましょう。

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スピーチした内容について質疑応答(制限時間:4分)


スピーチが終わったら面接官から質問があります。

質問の数は決まっておらず、4分間という制限時間の中で質疑応答が行われますが、大体各面接官から2問質問があり、合計4問質問されることが多いようです。

私も当日は4問質問されました!



「たくさん質問されるの怖い…」と思って1つの質問に対して4分間をフルに使って答えようとするのはもちろんアリだと思いますが、4分間という長さを考えるとあまり現実的ではないかもしれません(笑)

質問が聞き取れなかったら、「Could you please repeat your question again?(質問をもう1度言っていただけますか?)」などと聞き返すのはOKです

何度も聞き返すと減点対象になってしまいますが、質問全体で1-2回ぐらいなら問題ありません。

ちなみに、「Do you mean~?(~ということですか?)」のように質問の内容自体を確認するのはNG。

質問の内容自体についてはどれだけ聞いても答えてくれませんのでご注意ください!

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英検1級の2次試験流れ⑦:退室


4分間の質疑応答が終わったら、面接官から終了のお知らせがあるのでお礼を言って席を立ち、退室します。

試験の出来にかかわらず、明るく笑顔で退室しましょう!



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おわりに


いかがでしたか?

今回は、英検1級の2次試験の流れとポイントについてご紹介しました。

その場で瞬時に話すことを決めて制限時間内で伝える…母国語でも難しいことですよね。

ですがしっかり対策すれば英検1級の2次試験合格は難しくありません。

1次試験合格後、本番までにあまり時間がありませんが集中して対策し、試験に臨みましょう!


今後も英語をマスターするための役に立つ情報をどんどん紹介していきますので、良ければブックマークをして更新をお待ちいただければ嬉しいです!

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