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【結構違う】TOEICオンライン受験してみた!違いや注意点を紹介!

机の上にノートパソコン、スマホ、コーヒーカップなどがおかれた画像

・TOEICがオンライン受験できるようになったって本当?

TOEICのオンライン受験の料金は?難易度は?何が違う?

TOEICのオンライン受験の受け方や注意点が知りたい!




この記事では、TOEICのオンライン受験について詳しくご説明します!

この記事を書いている人

  • 綾(あや)
  • 日本生まれ日本育ち
  • 留学なしで英検1級&TOEIC985点
  • 留学なしで通訳・翻訳家・オンライン英会話講師になる
  • 自分が使って本当に効果を感じた教材やアプリをブログで紹介中
  • 使ったことのない教材やサービスの紹介は一切なし



TOEICは2016年から年に1回受験しており、2024年からはオンラインで受験しております!



TOEICのスコア表
2025年のスコア


TOEICで目標スコアを達成するためのレベル別の勉強法は以下の記事で詳しく解説しています!


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それでは早速まいりましょう!


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TOEICはオンライン受験できる?


コロナ禍以降の人々のライフスタイルの変化を受け、TOEIC はオンラインで受験できるようになりました。



ただし、オンライン受験できるのはIPテストに限ります。



IPとは、「団体特別受験制度(IP:Institutional Program) 」の略で企業や大学、進学塾などが主催し、そこに所属する社員や生徒が受験できる制度のことです。



個人で受験する場合はこれまで通り試験会場に足を運ぶ必要がありますので注意してくださいね。



TOEICには以下の通り4つの種類があります。



1. TOEIC Listening & Reading Test(リスニング&リーディングテスト):最も一般的な形式。スコアは 10~990点。英語の 聞く力・読む力 を測定

2. TOEIC Speaking & Writing Tests(スピーキング&ライティングテスト):英語の 話す力・書く力 を評価。スコアは スピーキング 0~200点、ライティング 0~200点


3. TOEIC Bridge Listening & Reading Test(リスニング&リーディングテスト):初中級者向けの簡易版TOEIC

4. TOEIC Bridge Speaking & Writing Tests(スピーキング&ライティングテスト):初中級者向けの簡易版TOEIC



これら4つすべて、オンラインでIPテストを受けることができるようになりました!





詳細はTOEICの公式サイトでも確認できます。



日本でTOEICといったらほぼTOEIC Listening & Reading Test(リスニング&リーディングテスト)を指すので、この記事でもTOEIC Listening & Reading Testについて重点的にお伝えしていきます!


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TOEICオンラインテストは何が違う?


ここでは、TOEICのオンラインテストと公開テストの違いを1つずつ紹介していきます!


受験料


TOEICの受験料はオンラインと公開テストで以下の通り異なります。

オンラインテスト(IPテストのみ)公開テスト
4,230円(税込)7,810円(税込)
リピート受験割引制度:6,710円(税込)


オンラインテストの方が圧倒的に安いですね。


オンラインテスト、つまりIPテストの場合、団体によって負担料金は異なると思いますので、ご自身が所属している団体の運用を確認してみてくださいね。

私の場合、会社が全額負担してくれて無料でIPテストを受けられています



公開テストを受験する場合、リピート受験割引制度として「受験した次の試験日から翌年同月まで」に実施されるTOEIC L&R公開テストのうち1回が割引価格6,710円(税込)で受験できます。



この割引サービスのいいところが、さらにその次の試験にも 同様の割引サービスが適用されること。





繰り返し受験される方にはとてもお得ですね!


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試験日程

試験日程の違いは以下の通りです。

オンラインテスト(IPテストのみ)公開テスト
団体が決めた期間の中で24時間いつでも月に1~2回開催(詳細はこちら


IPテストは団体で進行・管理のもと、任意の日時・場所で受験が可能となっています。


公開テストよりも柔軟に受けられるのがありがたいですね!


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身分証明


身分証明方法の違いは以下の通りです。

オンラインテスト(IPテストのみ)公開テスト
試験開始時に顔と身分証明書の写真撮影試験会場で確認

オンラインテストの場合、試験が始まる前に顔の撮影をした後、身分証明書の撮影をします。


身分証明書として認められているものは以下の通りです。いずれも原本のみ有効で、コピーは無効です。

身分証明書

  • 運転免許証
  • 学生証/学生手帳/生徒手帳(デジタル学生証も可)
  • パスポート(パスポートは海外発行も可)
  • マイナンバーカード(個人番号カード)
  • 住民基本台帳カード
  • 在留カード
  • 特別永住者証明書
  • 仮運転免許証
  • 運転経歴証明書
  • 障害者手帳(身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳)


上記以外のもの(住民票など)は身分証明書として認められておりませんので気を付けましょう。

試験時間と問題数



試験時間と問題数、スコア違いは以下の通りです。

オンラインテスト(IPテストのみ)公開テスト
約1時間(リスニング25分+リーディング37分)2時間(リスニング45分+リーディング75分)
90問(リスニング45問+リーディング45問)200問(リスニング100問+リーディング100問)
10~990点(スコアは5点刻み)10~990点(スコアは5点刻み)


オンラインテストの場合、公開テストの半分の約1時間で受験することができます!


問題数も半分以下に減ります。


TOEICの最大の壁は、2時間ぶっ通しで問題を解かないことですから、負担が半減されるのは嬉しい……!



しかもスコアはオンラインでも公開テストでも変わらず990点になるように構成されているので非常にありがたいです。

テスト時間の短縮は、CAT(Computer Adaptive Testing)の仕組みを導入したことで実現できたそうです。


CATとは、コンピューターを用いることで、受験者の能力に合わせて、出題する問題を変えていく、適応型テストシステムのこと。


オンラインテストではPCを使って受験するので、受験者の解答の正誤をリアルタイムに把握することができ、受験者ごとに出題を変えることが可能なのです。


具体的には、オンラインテストではリスニングセクション、リーディングセクションともに、Unit OneとUnit Twoの2ステージに分かれており、まずUnit Oneにおいて、全受験者に同じ問題を25問出題します。



そしてUnit Twoでは、Unit Oneでの正誤度合いに応じて、受験者ごとに異なる問題を20問出題します。



図にすると以下のような感じ。受験者のレベルによって赤枠部分の問題の難易度が変わります。





少ない問題数でこれまでの公開テストと同じ内容のテストを受けられるのは嬉しいですね!

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難易度


オンラインテストと公開テストで、試験の難易度が変わることはありません。


また、オンラインテストの場合も公開テストと変わらず公的なスコアとして履歴書などに記載することができます。

受験結果の通知方法



受験結果の通知方法の違いは以下の通りです。

オンラインテスト(IPテストのみ)公開テスト
試験終了直後に確認可能試験日から17日後:インターネットでスコア表示
試験日から19日後:デジタル公式認定証を発行
試験日から30日以内:公式認定証を発送(希望者のみ)


オンラインテストの場合、試験終了直後にスコアが確認できます。


個人的にはこれがとてもありがたいと感じました。

公開テストのときは試験結果が気になって気になってやきもきしてました

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TOEICオンライン受験の注意点は?


いろいろメリットが多そうなTOEICオンラインテストですが、注意点もたくさんあります!


1つずつ紹介していきますね。


IPテストしか対応していない


お伝えした通り、TOEICのオンラインテストはIPテストのみ対応です。


個人で受験する場合は従来通り公開テスト(試験会場で受験)しか選択できません。

PC・iPadからしか受験できない(スマートフォン不可)


オンラインテストの受験にはPCもしくはiPadの準備が必要です。


スマートフォンやiPad以外のタブレットでは受験できないので注意しましょう。


以下の環境で受験が可能です。詳しい推奨環境はTOEIC IPテスト オンライン受験のしおりにも記載されています。

推奨環境

  • Windows: 最新版のGoogle Chrome, Microsoft Edge
  • Mac: 最新版のGoocle Chromeのみ(Safari不可)


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リーディングセクションではUnitごとに制限時間がある


公開テストの場合、リスニングとリーディングで制限時間は決まっているものの、各パートの制限時間はありませんよね。


しかしオンラインテストの場合はユニットごとに制限時間があるので注意が必要です。


リーディングセクションに進むと、画面右上に下図のようなタイマーが表示されます。


TOEICオンラインテストで表示されるタイマーアイコン


この時間を過ぎると自動的に次のユニットに移ります。


公開テストであれば自分の得意パートで時間短縮を図り、苦手パートを時間をかけて解くということができますが、オンラインテストではそれができません。


タイマーが表示されることで余計に焦ってしまってちゃんと問題を解けなかった……というケースも。


タイマーの存在を頭に入れつつも、焦らず落ち着いて問題を解くようにしましょう!

リスニングセクションでは前の問題に戻れない


リスニングセクションでは、前の問題に戻って回答することが一切できません。


回答を選んでいるときに時間切れで次の問題に移ってしまったら、前の問題は「未回答」となってしまいます。


そのため、回答に迷ったら、とりあえず回答のどれかを選択した状態で考えるようにしましょう!

私はこれでリスニング1問回答しそこねました……



ちなみにリーディングセクションでは、あとからじっくり考えたい問題は画面に表示される白いチェックボックスをクリックしてマークしておくことができます。

TOEICオンラインテストで表示されるチェックアイコン



さらに各ユニットの最終問題を解いたあと、レビュー画面が表示され、未回答の問題がないかチェックすることができます。


下図で表示される「!」が未回答の問題で、フラグマークが白いチェックボックスにマークを入れた問題です。


TOEICオンラインテストのスクショ


Unit twoに進んだ後はUnit oneの回答をし直すことはできないので、このレビュー画面が表示されたときに気になる部分をすべて解消しておくようにしましょう!

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リスニング問題の先読みができない


これも非常に大きな違いなのですが、オンラインテストではリスニング問題が1問ずつ表示されるため、早めに回答を終えても次の問題の先読みをすることができません。


この違いに苦労するTOEIC受験者の声が多数ありました。



問題を聞きながら、質問に軽く目を通しながら、、、とやっていると時々うっかり問題を聞き逃しそうになります。



オンラインテストと公開テストで難易度に違いはないと公式は明言していますが、この点ではオンラインテストの方がはるかにリスニングの難易度が高いように感じます。


先読みでいかに英文の内容を予想して臨むかが超重要ポイントだっただけに、この違いは大きいです


最後まで進まずに画面を閉じるとスコアが表示されない


テストがすべて完了すると、下図のような「Congratulations!」という画面が表示されます。



このとき、必ず「Next」をクリックしましょう。そうすることでスコアが確認できます。



スコア確認前に画面を閉じると、スコアが発行されませんので注意しましょう!



スコアを確認したら、テスト完了です!


オンライン受験のしおりは受験前に目を通しておくのがおすすめ!

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ずっとカメラで撮影されている


オンラインテストでは不正を防ぐため、試験中常にカメラで受験の様子を撮影されています。


「常に撮られている……」と思うと試験に集中できない人もいるかもしれません。


ただ、インストラクションに記載の通り、テスト中は問題画面が最大表示され、撮影画面はその後ろにある状態なのであまり気が散るようなことはありませんでした。



撮られていることはあまり気にせず、自分の力を最大限発揮できるようにしたいですね!

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TOEICオンラインテストを受けてみた感想


私は2024年からオンラインテストを受験しています。


実際にTOEICをオンラインで受験してみて、やはり1番大きな違いを感じたのは「リスニングの先読みができない」ことと、「リスニングで時間が余っても前の問題に戻れない」ことでした。



それでも試験時間が短いことや自宅で受験できること、スコアが試験直後に確認できることなど、メリットの方が圧倒的にデメリットを上回ると感じています。

リスニングについては、より難易度の高いリスニング問題に挑戦できている!という風に前向きに捉えてやっています。


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TOEICオンライン受験はメリットたくさん!違いを理解して試験に臨もう


いかがでしたか?



TOEICオンラインテストは公開テストと結構違いがありますね。



デメリットもありますが、メリットの方が多いと私は感じています。



皆さんもIPテストを受けられる環境にいるようでしたら、ぜひ一度オンラインテストの受験をおすすめしたいです!




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なお、「試験対策だけでなく、ちゃんと英語ができるようになりたい!」という方はまず英語の知識をしっかりとインプットすることが大切です。



「知っている言葉」=「聞き取れる・話せる・読める・書ける言葉」です。


逆に「知らない言葉」=「ただのノイズ(雑音)」です。


どれだけ知っている言葉を増やすかが、英語習得への大きな一歩です。



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